| 杜の都
仙台発信 |
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2000.1.21 「ビデオα」(技術系情報誌)に「水曜どうでしょう」が載った!!
●特集/地方局発!地域密着型の番組制作という特集ので取り上げられたのです。本来この雑誌(ビデオα)は技術系の雑誌なので、どんな機材を使ってるとか・・の記事が多いのですが、今回はこの番組で使用している民生機が2つ程出ているものの、(技術的以外の)コンセプト的なものが書かれていました。(←ここが重要です)--> どうでしょう
深夜帯に18%を超える視聴率は立派である。
(概要) 北海道テレビ放送 「水曜どうでしょう」地域密着というコンセプトの難しさ
不毛と言われた夕方の時間帯に日本で最初にローカルベルト番組「どさんこワイド」を編成し、成功をおさめた札幌テレビ(STV)。ラジオ兼営のこの局は強力なパーソナリティーを養成し、地域密着の番組づくりを展開した。この番組は全国の夕方の番組作りの見本になった。(日テレ系がこの時間帯に強いのはこの番組がお手本になっているからです)在札放送局もこのガリバーに挑戦したが、まったく歯が立たなかった。地域密着というコンセプトがいかに難しい事か・・。北海道テレビ(HTB)は、そんな夕方の戦争やベルト番組の構想とは、まったく関係のない深夜番組を誕生させたのです。「期待されない」ことが生む自由
北海道テレビは、「モザイクな夜」という深夜のベルトバラエティーを3年間ほど編成していた。北海道では若者をターゲットにした初のローカル制作のバラエティー、これは一応成功に終わった。ただ、制作経費の問題から役割を終えることになる。
水曜日の深夜枠だけが残り、これが「水曜どうでしょう」(水曜ロードショーをもじっただけの、ふざけたタイトル)なのである。
「モザイクな夜」が制作経費や制作体力の限界から終了したことを感じていたディレクターは、「とにかく金をかけずに好きなことをやろう。」と考えた。だれからも注目されず、期待もされず、ただ低予算という条件は彼の自由な発想を発揮させ、常識破りの番組制作方法を誕生させた。
出演者は2人、鈴井貴之(企画も担当)、大泉洋(当時無名の学生)
ディレクター2人、1人がカメラ、もう1人は、ナレーションもやった。
この4人がすべてです。これらが、番組制作で思いきった冒険が出来た理由でもある。「サイコロの旅」これが、この番組の出発点である。(これに関しては、みなさんの方がよく見て詳しいでしょう。これをパクる番組も後にあらわれるのです。)
タレントをタレントとして扱わないこのシリーズがつづくうちに、鈴井、大泉は北海道のタレントとして人気爆発。本当に身近な地域に密着したタレントとなったのです。
地域密着の本当の意味
1.作る側が、頭をひねって生み出されるものではなく、自らが同じ視点に立って自然に作る。
2.既存の番組制作方法ではなく、一見誰にでも出来そうな方法でも、低予算でも、コンセプトしだい。デジタル時代に向けて、ローカルの生き残る道、ローカルだから続けられる事を、この番組が証明してくれた。
1998年春、「水曜どうでしょう」は深夜0時50分から午後11時25分に繰り上げ編成になった。1999年12月8日には、18.6%の視聴率をたたきだした。
(北海道テレビ放送・編成企画センター 福屋 渉)
※ゴールデンタイム初登場「水曜どうでしょうゴールデンスペシャル」(1999.12.15 19:00〜20:00)の写真も載っていたが、成功したかどうかは、謎である。
ビデオα 2000.2 より --- 写真工業出版
某放送局のみなさまも参考にしてもらいたいと思いました。